《 仕上がり 8cm 》





母の愛

 最初からかわいいわけではない

小ささゆえの かわいさはあるけれど

こちらの都合も考えず

泣く 吐く 反抗する

こんな物体はこれまでになかった


 窓から投げ捨てたい時もあった

片手で首をひねったり

真冬の夜中に外に出したり

そんなことを考えたりもした



「この子の命は わたしが簡単に失くしてしまえる」

そう思うだけで わたしは何もしなかった

 濡れた瞳で 全身で

わたしを信じ切っている我が子を見ると

愛しいと思わずに いられなかったから


poem by 詩と創作童話

りさこ



mai wrote

《 母の愛 》 この詩を読んだとき
涙が止まりませんでした。

『 赤ちゃんのお人形つくりたい・・・ 』

無心で粘土をこね
気が付くと、
このお人形が出来上がっていました。

たからもの

私はこの人形に
そんな題をつけました。




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